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「核のない地球を」この声を この心を届けたい 高校生平和大使が活動報告会

 9月24日静岡市の労働会館で、高校生平和大使の活動報告会が行われました。スイス・ジュネーブ派遣の第20代高校生平和大使の中村真唯さん(静岡サレジオ高校2年生)、原水爆禁止世界大会長崎大会に派遣された今永悠さん(静岡県立静岡高校2年生)、加藤穂乃佳さん(静岡学園高校1年生)が、それぞれ活動報告をしました。

長崎派遣の成果を報告する今永悠さんと加藤穂乃佳さん

 長崎派遣の今永悠さん(静岡県立静岡高校2年生)は、「岡まさはる記念館を見学して衝撃を受けた。戦争被害の歴史だけでなく加害の歴史と向き合うことを学んだ。被爆体験者から直接体験談を聞く、平和のリレーの『平和のバトン』を引き継ぐ最後の世代の一人となれて光栄だ。ドイツは過去とどう向き合ってきたかも学んだ。平和の課題は重いがこれからも活動したい」と報告しました。

 同じく加藤穂乃佳さん(静岡学園高校1年生)は、「事前に知識を広めて参加したつもりだったが浅はかだった。『一人ひとりの心の中に平和の種を植えていくこと、はじめは小さくとも芽を出して、やがては大木に成長していくのだ』と話された被爆体験者山下泰明さんの言葉が心の中に刻み込まれた。平和観をこれと一つ絞る必要はない、人と関わっていく中で膨らめていけばよいと考えるに至った。署名活動など地道な活動を精一杯続けていく」と報告しました。

国連軍縮本部訪問の報告をする第20代高校生平和大使の中村真唯さん

 第20代高校生平和大使の中村真唯さん(静岡サレジオ高校2年生)は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部の訪問とトローゲン州立高校での交流などの活動を報告しました。中村さんは「軍縮会議日本政府代表部を訪問した際、20年で初めて高見沢大使主催の夕食会兼レセプションが行われ、核保有国を含む各国の外交官と意見交換を行った。国連軍縮会議では今年はスピーチができなったが傍聴し、年間1,700回以上会議が開かれていることを聞き、議題の多さを実感した。国連軍縮本部ジュネーブ事務所を訪問し、カスペルセン軍縮所長に、21万4,300筆の署名を届け、22人の平和大使全員がスピーチした。所長は『核兵器廃絶に必要なことは活動を続けること、目的を見失わないこと』と答えてくださった。ドイツ語圏のベルンでの署名活動ではドイツ語で署名の紹介文を見せながら署名活動を行い成果を上げた。トローゲン州立高校ではスピーチのほか、交流の時間では折り鶴の折り方を教えながら一緒に鶴を折った。スイスの1週間で多くの国際機関を訪れ、出会い、交流し、意見を交換することができた。高校生の思いの詰まった署名も届けることができた。核兵器の脅威が国際的に高まっている今こそ、被爆者の思いを届けるという活動に誇りを持ち、活動を続けていくことの大切さを痛感した。派遣運動に協力・尽力くださった皆さんに心から感謝すると共に、静岡での活動に全力で取り組む」と語った。

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