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高校生平和大使は「平和の種まき」

 今年で2回目となる「高校生平和シンポジウム」が、7月17日静岡市の労政会館で高校生・中学生・大人たち70人が参加して行われました。今年スイス・ジュネーブに派遣される第20代高校生平和大使の中村真唯さん(静岡サレジオ高校2年生)は、「戦後72年たった今、戦争を身近に感ずるようになった。武力による解決でなく対話による平和の実現をめざして活動して行きたい」と平和大使としての抱負を語りました。

抱負を語る第20代高校生平和大使の中村真唯さん

 シンポジウムは、第19代平和大使の石上恵さんの司会で進められました。東京都立第五福竜丸展示館の市田真理学芸員が、「第5福竜丸を知っていますか?」と題し、第五福竜丸の被爆当時の状況と核兵器の恐ろしさについて基調講演を行い、核廃絶運動は「忘れないこと、学ぶこと、自ら考えること、伝えること」が大切であることを強調しました。

第五福竜丸展示館の市田真理学芸員が基調講演

 パネルディスカッションは石上恵さんをコーディネーターに、パネラーは、第18代平和大使の杉本汐音さん、第20代平和大使の中村真唯さん、2016年長崎派遣代表の照海真子さん・山中みのりさん、2017年長崎派遣代表の今永悠さん・加藤穂乃佳さんの6人で、核廃絶や平和問題に興味を持つようになったきっかけ、平和観について意見を述べ合いました。

高校生平和シンポジウムの様子

 平和に興味を持つきっかけは「はだしのゲン」の映画や第5福竜丸事件、広島・長崎・沖縄に行って被爆や戦争の実相を知ってからなど、それぞれの体験を語りました。 平和感とこれからの抱負について、杉本さんは「学ぶことが平和をつくる。マララの言葉に共感し戦争のない世の中をつくりたい」。照海さんは「皆と何不自由なく暮らせることが平和の証し。誰かの犠牲の上に立つ平和であってはならない」。加藤さんは「誰もが平和に暮らせる社会をめざす。国連に入って平和をめざしたい」。今永さんは「自分は周りの人を幸せにするために生まれてきた。これから平和な社会をつくるため頑張る」。山中さんは「競争をしたがる人間が平和を壊している。平和について考えていきたい」。石上さんは「誰もが自由な心を持つことが平和につながる。“微力だけれど無力でない”をモットーに活動したい」とそれぞれの思いを話しました。

 シンポジウムでは「微力だけど無力ではない」ことを信じ、平和の語り部として活動していくことを確認し合いました。今年は高校生・中学生の参加が昨年より増えたことが前進でした。

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